ふたりのじかん。 |
by daria1205
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ほんとのわたしはこんなじゃない。 気持ちが抑えきれなくて、おっきな声で泣いてしまったり。 あなたに甘えてワガママを言ってしまったり。 こんな感情的なの、わたしじゃない。 あなたのいない時間が、次あなたに会うまでの時間になってる。 わたしだけの、誰にも邪魔されない、自由な時間だったはずなのに。 こんな縛られてるの、わたしじゃない。 今までこんなことなかったのに。 いつも冷静でおだやかだったのに。 わたしの時間はわたしのためのものだったのに。 こんなのわたしじゃない。 今までのわたしじゃない。 ほんとのわたしじゃない。 ほんとの、わたし? 今までのわたしが、ほんとの、わたし? ひとりだった時のわたしがほんとだって、どうしてわかるの? みっともないわたしも、 情けないわたしも、 今までなくても、 スキでもキライでも、 それもわたしだ。 ぜんぶわたしだ。 イヤなわたしも決してあなたのせいじゃない。 ほんとのわたしがそうじゃないわけじゃない。 今まで隠れてたわたしが、あなたを好きになって、現れただけだ。 あなたとこの先ずっと一緒でも、離れることになったとしても、 あなたと出逢う前のわたしに戻ろうなんて、思ったりしないんだ。 ほんとのわたしには、戻るのじゃなく、進む。 どんなわたしにも、まだまだ出逢って、 なりたいわたしに、おっきいわたしに、 進もう。 抑えきれない感情に振り回されるのも、 ひとりではなくふたりの時間が、わたしのオンになることも、 実はけっこう、素敵なのかもしれない。 #
by daria1205
| 2006-05-21 02:54
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